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おおくぼ学校の感想

共住懇はAPSFやスープの会などの支援団体と協調して活動し、今年2月にミャンマー出身の親子の在留特別許可取得を実現しました。そのAPSF代表である山口智之さんに移住労働者の実情についてお話を伺いました。

山口さんとは定期的に意見交換をしていますが、一見して大変温かみがある方で大の酒好きです。入官や法務省でどのような交渉をしているのか、実際に見てみたいところです。

日本の経済社会は外国人労働者が根底で支えていますが、日本人はその事実を理解しているがどの程度いるのでしょうか。その中には移住労働者も多く存在し、日本で家庭を築いています。彼らの多くは収入のほとんどを母国に送金しほそぼそと生活し、犯罪とはほど遠い生活をしています。また、日本は基本的人権を憲法によって保障している国にもかかわらず、移住労働者の働く環境・生活環境での人権侵害は後を絶たないそうです。警察や役所の対応も同様らしいです。山口さんから具体例を挙げて説明がありました。

現在日本には22万人の不法滞在者がいます。政府はこの数を半減すると宣言し、力ずくで強制送還をしています。不法滞在にいたった経緯をつぶさに追っていくと、母国および日本の役所の手続きの遅れや手違いによるということも聞いています。22万人が即凶悪犯罪に結びつくということはありません。

韓国人の聴講者によると韓国ではアムネスティを行って、不法滞在者に条件付き許可を与えることによって23万人の不法滞在者のうち18万人がビザを所得したそうです。
日本でも22万人の不法滞在者が存在する問題を根本的に解決するためには闇雲に逮捕して強制送還するのではなく、現在の生活環境や不法滞在に至った経緯を精査し、滞在許可を与えることも必要だと思います。

山口さんから基本的人権を尊重する姿勢からこのような相互扶助型の支援活動をしているという強い意思を感じました。  (江原)

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