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在留資格がない子どもたち

4月5日に新宿区大久保地域センターで、外国人非正規滞在者の支援活動に取り組んでいるAPFS(ASIAN PEOPLE’S FRIENDSHIP SOCIETY)が主催する「すべての子どもたちに未来を!」というシンポジウムがありました。

第1部では「在留特別許可を求める非正規滞在家族会による東京入管へのデモ」のビデオ上映がありました。
東京入官の前では職員へのメッセージとこの入官に拘留されている家族と仲間に対するメッセージが涙ながらに訴えられました。
地域の住民となんの問題もなく暮らしていた家族が急に引き裂かれ、監獄に近い状態のところに拘留され、半年以上も離ればなれに暮らさなければならないというのは人道上許されないことです。拘留されている父に向かって涙で声がでない女の子の様子に胸を締め付けれる思いでした。

第2部では、在留特別許可を取得した当事者の生の声を聞きながら、その支援者の意見を聞きました。
在留特別許可を取得した学生は、先日親が強制送還されることが決まった友人と自分を比べ、年齢も滞在期間もそれほど変わらないに、その友人が家族と離ればなれで暮らさなければならない状況に理不尽さを感じ、辛い気持ちでいることが吐露されました。
パネラーから「超過滞在は犯罪ではあるが、その罪にはそれに合った罰が与えられるべきである」という意見がでました。
会場の複数の学生から、この事実を身近の人に伝えて、外国人非正規滞在者の置かれている状況をわかってもらい、国際社会で人道上許されない今の状況を改善していく働きかけをしようという意見が出されました。

マスコミでは外国人犯罪が恣意的にクローズアップされ、外国人非正規滞在者は犯罪者予備軍と印象付けられています。しかし、実際に個々の外国人に会って事情を聞くと犯罪とは無縁の生活をしていて、善良な市民として定住できることを願ってひっそり生活しています。1日も早く日本の入官行政のこの異常な状況を改善してほしいと思います。

是非彼らの生の声をお聞きください。デモの様子を撮ったビデオは販売していますので
APFS http://www.jca.apc.org/apfs/index.html へお問い合わせください。

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